For Japan -日本を経営せよ-

インタビュー

株式会社one visa

代表取締役

岡村 アルベルト氏

外国籍人材と日本をつなぐ仕組みを、WEBで実装する──one visaが見据える次のフェーズ

外国籍人材と日本をつなぐ仕組みを、WEBで実装する──one visaが見据える次のフェーズ

外国籍の方々のビザ取得支援をWEBサービスとして提供する株式会社one visa。本記事では、ForJAPANへの出演を通して見えた業界の変化や、同じドメインで事業に向き合う企業との対話、そして今後の展望について、岡村アルベルト氏に伺いました。

初心者でも入管が受理する書類を生成できる理由

━━ 御社の強みを一言で教えてください。

外国籍の方々のビザ取得支援を行っていますが、それをWEBサービスとして提供している点が一番の強みです。専門知識がない方でも操作できる設計にしており、初心者であっても入管が受理するレベルの書類を生成できる仕組みを整えています。個人差が出やすい申請業務を、一定の品質で再現できる点に価値があると考えています。

━━ なぜWEBサービスという形にこだわっているのでしょうか。

ビザ申請の手続きは難易度が高く、それ自体が参入障壁になっていると感じていました。誰が使っても同じ水準の書類を作れる状態をつくることで、外国籍の方々にとっても、支援する側にとっても分かりやすく、安心して進められる形になると考えています。

ForJAPAN出演の経緯と現場で感じたこと

━━ 今回ForJAPANに出演された経緯を教えてください。

one visaとしての事業上の流れと、Proud Partners社からのご紹介がきっかけです。紹介を受けた後に打ち合わせの機会をいただき、その中で企画の内容やテーマについてお話をする中で、登壇が決まりました。

━━ 実際に出演して、印象に残っていることはありますか。

長丁場の撮影が初めてだったので、そこは正直驚きました。ただ、それ以上に印象に残っているのは、各分野でビジネスをされている有識者の方々と直接話ができたことです。同じテーマを軸に、それぞれ異なる立場や視点から意見を聞けたことが、とても楽しく、印象に残っています。

業界の変遷を知り、自社の立ち位置を再確認

━━ 撮影を通して、改めて気づいたことはありましたか。

外国籍関連のビジネスは、時代ごとにフェーズが分かれていると感じました。過去のタイミングでは、利益率が高いビジネスであった一方で、外国籍の方々が搾取されていた側面もあったと、当時その分野で事業をされていた方々から話を聞きました。時間の経過とともに求められる姿勢や在り方が変わってきていることを、今回改めて実感しましたね。

━━ その話を聞いて、どのように感じましたか。

当社は2015年にスタートしているため、前の時代を知らずに事業を始めています。だからこそ、そうした背景を知れたことは大きな学びでした。事業に対する思いやスタンスが明確であれば、仮に類似するサービスがあったとしても、最終的に選ばれる理由につながっていくのだと再認識しました。

同じドメインに立つ企業と語り合えた価値

━━ ForJAPANという企画自体に、どのような価値を感じましたか。

今回のテーマは、外国籍の方々に関わるビジネスに限定されていました。その中で、人材紹介や教育、WEBサービス、実際に雇用している企業など、立場の異なる方々が同じトピックについて話せた点が、一番有益だったと感じています。同じ分野に関わっていても、普段はなかなか交わらない視点を聞けたことが印象に残っています。

━━ 他の企業におすすめしたい点はありますか。

業界ごとにどうしても閉じたつながりになりがちですが、ForJAPANを通じて、これまで接点のなかった企業とつながることができました。同じドメインに立ちながらも、違う場所でビジネスをしている企業と出会える点は、とても良い機会だと感じています。

変わらぬドメインで、より大きな役割へ

━━ 今後、どのような姿を目指していきたいと考えていますか。

事業として取り組むドメイン自体は、今後も変わりません。ただ、規模感については、もう一段階大きくしていきたいと考えています。当社がこれまで得意としてきた分野と、譲渡先が得意としている分野は、いい意味で重なっていない部分があるため、それぞれの強みを掛け合わせることで、成長スピードを高めていければと思っています。

━━ 社会に対して果たしたい役割は何でしょうか。

外国籍の方々が、日本で住みやすい環境を整えていくことです。無条件に受け入れるという考え方には個人的に賛同していませんが、日本の文化に対するリスペクトがある状態での受け入れが、緩やかに進んでいくことが大切だと考えています。そのための支援を、WEBサービスなどを通して行っていきたいと思っています。

出演回:シーズン3 第36回(2025年12月26日)

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