For Japan -日本を経営せよ-

インタビュー

有限会社マーロウ

代表取締役副社長

白銀剛氏

お客様への想いを軸に進化を続ける――マーロウが描く次のステージとは

お客様への想いを軸に進化を続ける――マーロウが描く次のステージとは

有限会社マーロウは、レストランやカフェの運営、洋菓子の製造・販売を手がける企業です。安心・安全な商品づくりを軸に、多くの顧客から支持を集めてきました。創業40周年という節目を迎えた今、同社は新たなステージへと歩みを進めています。本記事では、代表取締役副社長の白銀氏に、事業の特徴や経営に対する考え方、そして今後の展望について伺いました。

お客様に感動を届けるための事業と強み

――現在の事業内容と企業理念について教えてください。

当社はレストランやカフェの運営、そして洋菓子の製造・販売を行っています。企業として大切にしているのは、お客様に安心・安全な商品を届け、その先で感動していただくことです。単に商品を提供するだけでなく、「また利用したい」と思っていただける体験をつくることを重視しています。

――他社にはない強みはどのような点にありますか。

他社には真似できない商品群を持っている点です。独自性のある商品を提供し続けることで、お客様に新しい価値を感じていただけるよう努めています。

40周年を機に考えた「経営者としての役割」

――ForJAPAN出演のきっかけを教えてください。

会社が40周年を迎え、自身も50歳という節目を迎えたことで、次のステージを模索したいという思いがありました。これまでは現場に立ち、スタッフとともに商品づくりや販売に関わってきましたが、社員が成長してくれた今、自分は一歩引いた立場から何ができるのかを考えるようになりました。

会社や従業員に還元できることを模索する中で、会社の「顔」として外に出ることも一つの役割ではないかと考え、出演を決めました。もともと露出することには積極的ではありませんでしたが、それによってお客様に喜んでいただけるのであれば意味があると感じています。

――メディア露出についての考えを教えてください。

いわゆる「見せるための演出」にはあまり魅力を感じていません。重要なのは目の前のお客様に喜んでいただくことです。社員も同じ方向を向き、その気持ちを共有できることが理想だと考えています。

現場で実感した価値と自社の本質

――収録を通じて印象に残っていることは何ですか。

現場の対応が非常に丁寧で、ストレスなく収録に臨めたことが印象的でした。また、編集の重要性も強く感じました。番組は編集によって大きく価値が変わるものだと実感しました。

一方で、自分自身としては発言に慎重になりすぎた反省もあります。お客様が見ていることを意識し、強い言葉を避けたことで、もう少し踏み込んだ発信もできたのではないかと感じています。

――出演を通じて気づいた自社の魅力はありますか。

改めて感じたのは、従業員も含めて全員がお客様の方を向いているという点です。自分たちのやりたいことももちろんありますが、それ以上に「お客様が喜んでくれるか」を軸に動いている会社だと再認識しました。

また、製造担当の社員が実際にお客様から感謝の言葉を直接受け取る機会があり、大きな意味を持ちました。普段は製造の現場にいるため、お客様の反応を直接感じることが少ない中で、その経験がモチベーション向上につながったと感じています。

経営判断における価値観と組織への想い

――経営判断で大切にしていることは何でしょうか。
とにかく判断を早くすることです。遅い判断には意味がないと考えています。仮に方向性がずれていたとしても、小さく素早く改善を繰り返すことで、結果的に最適な形に近づいていきます

――社員に対して伝えたいことは何ですか。
よく考えることです。そして、自分が何のために存在しているのかを考えてほしいと思っています。自分本位ではなく、誰かのために仕事をするという姿勢が重要です。経験を積むことでその範囲は広がっていきますが、最初は小さくても構いません。その積み重ねが人としての成長につながると考えています。

小さな積み重ねが社会を変える

――社会に対してどのような価値を提供していきたいですか。

大きなことを掲げるよりも、自分の手の届く範囲を全力で良くしていくことが重要だと思っています。目の前の人を大切にし、その人が幸せになることで、結果として良い循環が広がっていく。その積み重ねが社会全体を良くすることにつながると考えています。

未来への展望と新たな挑戦

――今後の展望について教えてください。

「神奈川といえばマーロウ」と言われる存在になること、そして100年企業を目指すことは一つの目標です。また、ユニークな発想として「宇宙で初めて食べられるプリンをマーロウの商品にしたい」という話も社内で出ています。

ただし、店舗数の拡大などの数字的な目標だけを追うのではなく、会社としての余力を高め、お客様や従業員の満足度向上に投資できる状態をつくることが重要だと考えています。

――新たな取り組みについて教えてください。

現在、Instagramのブラッシュアップに取り組んでおり、今後はインスタライブにも挑戦していく予定です。これまで表に出てこなかった社員の魅力や、ものづくりの背景などを発信していきたいと考えています。

出演回:シーズン3 第45回(2026年3月6日)

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