ITコンサルティング事業を軸にしながら、動物保護活動にも積極的に取り組む合同会社ほっとにゃいと。技術と社会貢献を両立させるユニークな経営スタイルの背景には、どのような想いがあるのでしょうか。本記事では、代表社員の秋吉泉氏に、事業内容や強み、番組出演を通じて得た気づき、そして今後の展望について伺いました。
ITコンサルと動物保護を両輪にした事業展開
――現在の事業内容と理念について教えてください。
本業はITコンサルタントで、主にスクラム開発というアジャイル開発手法の中でも「スクラムマスター」としてプロジェクトを支援しています。開発現場に入り、チームが円滑に機能するように支援しながら、プロジェクトを成功へ導く役割を担っています。
同時に、その収益をもとに動物保護活動にも取り組んでいます。全国の動物保護団体を支援し、特に北海道の団体への支援に力を入れています。また、猫の保護活動を推進しつつ、盲導犬協会と連携してパピーの受け入れなども行っています。
理念としては、IT分野では日本の開発現場にモダンな開発手法を広めていくこと、そして動物保護の分野では殺処分や不幸になる動物をなくしていくことを掲げています。すべての猫に恵まれた環境をという考えにとどまらず、できることを一つずつ積み重ねていく姿勢を大切にしています。
――御社の強みについて教えてください。
日本でも数少ないプロフェッショナルスクラムマスターの認定を受けている点です。スクラム開発やアジャイル開発を専門的に支援できることが最大の特徴であり、プロフェッショナルとして現場に価値を提供できる点が強みです。
番組出演がもたらした気づきと刺激
――番組出演のきっかけを教えてください。
当初は軽い興味からでしたが、動物保護活動を広めるきっかけになると考え、出演を決めました。個人で行っている活動はどうしても規模が小さくなりがちなので、自身や会社の認知を高めることで、活動の推進につながるのではないかと考えました。
――収録で印象に残ったことは何でしょうか。
他の経営者の方々の発信力や営業力に強く刺激を受けました。特に、ある経営者の方がどんな話題からでも自然に自社の強みへとつなげていく姿が印象的でした。押し付けがましさがなく、場の雰囲気を壊さずに主張を通す力は非常に参考になりました。
また、別の若い経営者の方からは、覚悟の重要性を感じました。どんな状況にも向き合う強い意志が、経営にも表れていると感じ、自分自身の姿勢を見直すきっかけにもなりました。
――収録前後で心境の変化はありましたか。
もともと人見知りな性格で、収録前は非常に緊張していました。特に最初の発言者だったこともあり、不安が大きかったです。しかし、収録を通じて徐々に場に慣れ、他の参加者との会話もできるようになりました。相手のことが分かると自然と話せるようになると改めて実感しました。
新たな挑戦と事業拡大への意欲
――現在取り組んでいる新しい挑戦について教えてください。
これまでの事業に加えて、健康用品の物販事業を立ち上げる準備を進めています。猫やペット、そして人間が共に健康になれるような商品を扱う構想です。メインバンクと融資の相談をしていましたが、本業の運転資金を調達できることとなり、本業を安定させつつ事業の幅を拡げていくことに挑戦します。
また、番組出演をきっかけに得た経験や実績も、今後の事業展開に活かしていきたいと考えています。
――日本社会に対してどのような価値を提供していきたいとお考えですか。
システム開発は企業活動の根幹を支える重要な領域です。私たちはその基盤部分に関わり、プロジェクトを成功へ導くことで社会に貢献しています。モダンな開発手法を取り入れ、より迅速にプロダクトを世に届けることで、日本全体の経済活動のスピード向上にも寄与できると考えています。
番組の価値と経営者としての学び
――ForJAPANの価値についてどのように感じましたか。
司会者のブランド力や発信力によって、番組自体に信頼性が生まれていると感じました。視聴者にとっても「この人が出ているなら見てみよう」と思えるきっかけになっている点が大きな価値だと思います。
また、経営者同士が本音で議論する場としても非常に有意義でした。普段の環境では得られない視点や考え方に触れることができ、大きな刺激になりました。
――今後の番組に期待することはありますか。
従来のビジネスや経済の話題に加え、メンタルや精神性といったテーマも非常に有意義だと感じました。日本人らしい価値観や精神性を経営にどう活かすかという切り口は、今後さらに重要になるのではないかと思います。
経営者にとっての“成長の場”としての価値
――最後に、読者へのメッセージをお願いします。
経営者同士が本音で議論する場は貴重であり、大きな学びにつながります。普段から社内で議論を行っている方でも、異なる立場や経験を持つ経営者と対話することで、新たな気づきが得られるはずです。
実際に参加してみて、自分の中に取り入れられる要素が多くあると感じました。ファシリテーションの観点でも学びが多く、非常に有意義な経験でした。こうした機会は、自身の成長にもつながるため、ぜひ積極的に参加してほしいと思います。