大阪・東大阪で金属加工、とくに「銅」に特化した製造を行う株式会社ハタメタルワークス。小ロット・短納期という柔軟な対応力、サービス業のような心配り、地域を思う姿勢が特徴です。今回は、事業の特徴、ForJAPAN出演を通じた気づき、製造業への想い、組織づくり、そして今後の展望について伺いました。
銅に特化した“サービス業マインド”のものづくり
――まず、事業概要と理念について教えてください。
当社は東大阪で金属製品の製造を行っており、特に「銅加工」を得意としています。小ロット・短納期に対応できる体制が強みで、お客様の“欲しいものを欲しい時に届ける”ことを重視しています。
製造業でありながら、できるだけ多くの方に「ありがとう」と言っていただけるよう、サービス業のような姿勢を大事にしています。
――ハタメタルワークスの強みはどこにあると感じていますか。
技術はもちろんですが、一番は“お客様目線”です。良いものを作るだけでなく、相手が求めているサービスを提供する。その意識が社内全体に根付いていると思います。
For JAPANへの挑戦と3期連続出演で得た変化
――For JAPANにはどのような思いで参加されたのでしょうか。
最初は「どんな番組なんだろう」という興味が大きかったです。テレビの経験もあまりなかったので、挑戦する気持ちで参加しました。
――3期連続出演されましたが、途中で心境の変化はありましたか。
実は1期の時点では「もうやめてもいいかな」と思っていました。ただ、2期、3期と回を重ねるごとにゲストの方々も変わり、ビッグネームの方が来られるようになり、「せっかくなら続けてみよう」と思えるようになりました。
――印象に残っている出来事はありますか。
共演者と長く関わったことで仲良くなれたのは大きいですね。皆さん個性が強く、刺激の多い現場でした。また大阪ラセン管工業株式会社さんとのYouTubeコラボは、For JAPANで出会えたからこそ実現したご縁です。
製造業への想いと地域への貢献
――製造業界に向けて伝えたいことはありますか。
製造業はどうしても価格競争に意識が向きがちです。「あっちが安いからうちも安くしないと」と考える会社も多いですが、そうなると“誰のための仕事か”が分からなくなる。
だからこそ、もっと協力して“良いものを一緒に作る”雰囲気が広がればいいなと思っています。
――地域への貢献活動についても教えてください。
ユニセフへの寄付のほか、大阪エヴェッサのスポンサーを務め、近隣の小学校へバスケットボールを寄付する活動を続けています。
子どもたちに「いつかここで働きたいな」と思ってもらえるような会社でありたい、そんな思いで続けています。
離職率の低さを支える組織づくりと“働き続けたい環境”
――社内の反応や採用面での変化はありましたか。
社員からは「出てるな」程度の反応で、過度に盛り上がるわけではありませんが(笑)、会社を知っていただくきっかけにはなっています。
――離職率が非常に低い点が印象的です。
20年以上働く社員も多く、ほとんど退職しません。理由はシンプルで、働きやすい環境づくりを徹底しているからだと思います。
土日完全休み、長期休暇も明確に設定し、待遇面も安定させています。金属加工は経験値が重要な仕事なので、長く働ける環境を整えることは最重要です。
未来への展望──“銅加工と言えばハタメタルワークス”を目指して
――現在の挑戦やこれからの展望について教えてください。
銅加工の専門性をさらに高めるため、新しい機械やロボット導入など設備投資を進めています。“銅加工といえばハタメタルワークス”と言われる存在を目指したいです。
――上場についてはどのように考えていますか。
今すぐ上場を目指しているわけではありません。ただ、今後M&Aで事業規模を広げた先に、結果として上場が視野に入る可能性はあると考えています。
――最後に、今後ForJAPANに期待することはありますか。
一人ひとりが深く話せる構成になると嬉しいです。制作体制が変わると伺っているので、今後さらに魅力的な番組になることを期待しています。
ハタメタルワークスとしても、製造業の魅力を伝えながら、地域と未来に貢献できる企業を目指して歩み続けます。