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インタビュー

株式会社宮永不動産

代表取締役社長

宮永 雅隆氏

遊休地を再生し地域の未来を動かす――宮永不動産が貫く顧客視点の不動産業

遊休地を再生し地域の未来を動かす――宮永不動産が貫く顧客視点の不動産業

福井県福井市を拠点に、遊休地の再利用や収益不動産の売買などを手掛ける株式会社宮永不動産。「土地が生きる、街が動く、人が笑う」を掲げ、幅広い専門知識を生かしながら、お客様にとっての最善策を追求しています。本記事では代表の宮永雅隆氏に、事業への思いや強み、『For JAPAN』出演で得た気づき、不動産業界の課題や今後の展望について話を伺いました。

遊休地を再生し、土地を次の価値へつなげる

――現在の事業内容と、大切にしている考えについて教えてください。

福井県福井市で不動産業を展開しています。会社のテーマとして掲げているのが「土地が生きる、街が動く、人が笑う」という言葉です。単に土地や建物を売買するのではなく、遊休地を市場に出せる形へ再生し、次につなげていくことを大切にしています。

また、不動産取引にはさまざまな法律や権利関係が関わるため、コンプライアンスの徹底も欠かせません。土地や建物をどう活かせば再利用できるのか、何がお客さまにとって最善なのかを考えながら、一つひとつの案件に向き合っています。

――御社ならではの強みはどのような点でしょうか。

不動産取引をする以上、不動産に関わることは幅広く知っておく必要があると考えています。そのため、土地や建物、施工、管理などに関する資格や知識、経験を身につけてきました。

当社にご相談いただければ、さまざまな角度からの質問に対応できるワンストップの体制が強みです。専門知識が不足していると、思わぬトラブルにつながることもあります。だからこそ、幅広い知識をもとにお客さまの疑問や悩みに対応し、安心して取引していただける環境をつくることを重視しています。

数字を重視した提案と、新たな挑戦から得た気づき 

――現在、特に力を入れている事業について教えてください。

アパートやマンションなど、収益不動産の売買には特に力を入れています。会社全体の利益の7割以上を不動産売買およびサイトデザイン販売事業が占めており、当社の主力事業です。

収益不動産では、利益が出ているオーナーさまとそうでないオーナーさまの違いを、感覚ではなく言語化・数値化して提案することを意識しています。経験則だけに頼らず、数字をもとに状況を捉えることで、課題や改善すべき点も見えやすくなると考えています。

――番組への出演を決めた理由と、収録で得た気づきを教えてください。

普段から、人からお話をいただいたときや、自分が経験したことのないことに対しては「とりあえずやってみよう」というスタンスです。今回も普段なかなか経験できない機会でしたので、一度出てみようと考えました。

実際に参加してみると非常に面白かったですね。特に印象的だったのは、MCやゲストの方々の話し方です。台本にないことでもさまざまな切り返しができ、知識のないテーマでも話をきれいに組み立てていく姿を見て、とても参考になりました。

一方で、自分自身の話し方や表情については改善点も見つかりました。もともと自分の思っていることを表現するのが得意ではありませんでしたが、収録を通して、一歩引いた第三者の視点から話すことの大切さにも改めて気づきました。

デジタル化を進めながら、誠実な不動産取引を貫く

――現在の不動産業界には、どのような課題があると感じていますか。

不動産業界は、一部を除けばまだ非常にアナログです。AI化の推進や役所とのデータ連携など、デジタル化に関する課題は数多くあります。

福井市では、市議会議員の方々や役所の担当部署に対して、AIへの理解やデータの運用方法について提言する機会も個人的につくっています。民間企業だけで完結させるのではなく、行政や地域も巻き込みながら、少しずつ形にしていきたいです。

――今後、どのような会社を目指していきたいですか。

今後AI化が進むなかで、不動産業のあり方も変化していくと考えています。その中でも会社として成長を続けていくために、社員の働き方や業務の仕組みを整え、個人の感覚だけに頼らない組織をつくっていきたいです。 

一方で、どれだけ仕組みや技術が変わっても、お客さまに対する誠実さは変えてはいけません。特に自社で物件を引き取り、整備して第三者へ売却する場合には、中途半端な状態でお渡ししたくないという思いがあります。

購入された方に後から「こんなに費用がかかるなら買わなければよかった」と思ってほしくありません。利益だけを追うのではなく、自分自身が納得できるまで整えた上で引き渡すことを、これからも大切にしていきます。

第三者の視点で考え、未経験のことにも挑戦する

――経営や仕事をする上で、大切にしている価値観を教えてください。

常に「ロジカルに考えること」を大切にしています。自分の感情や相手との関係性だけで判断するのではなく、一歩引いた第三者の目線に立ち、自分の発言や相手の言っていることが正しいのかを見極めるようにしています。

不動産取引においても、主観に偏ると、お客さまにとって本当に必要な提案を見誤る可能性があります。だからこそ、物事を冷静に捉え、論理的に判断する姿勢をこれからも大切にしていきたいです。

――最後に、読者へのメッセージをお願いします。

未経験のことは、一度やってみたほうがいいと思います。私自身も今回出演したことで、自分の話し方や考え方を改めて見つめ直す機会になりました。

例えその経験を直接仕事に活かせなかったとしても、そこから新しい気づきやきっかけを得られるはずです。機会があるのであれば、あまり躊躇せず、いろいろなことに挑戦してみてはいかがでしょうか。

出演回:シーズン4 第10回(2026年6月12日)

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