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【第2弾】株式会社One’s Pocketの代表取締役 根本 晴人が伝えたい考え「人生の転機から出会えた『理想の自分』」

Interview

“日本の未来を創る本質的な気づきを”をテーマに発信しているFor JAPANプロジェクト。
代表インタビューを通して、テレビやYouTubeでは紹介し切れないお話を深掘りしていきます。
今回は、株式会社One’s Pocketの根本 晴人代表取締役にインタビューしました。​

人生の転機から出会えた『理想の自分』

組織に属したくないと感じていた幼少期

子どもの頃の私は、好きなことに熱中するタイプでした。例えば、保育園で牛乳パックを用いて工作をしたのですが、お昼寝の時間を断るほど熱中しました。とにかくゴールに向かって全力投球する性格だったと思います。

曲がったことが嫌いな厳格な父の教育方針は、文武両道。スポーツが得意な少年でした。中でも徒競走に自信があり、生まれ育った茨城県の小さな町で1位の成績を残したこともあります。小学校から始めたバスケに励みながら、学生生活を謳歌しました。

振り返ると、10代の頃から組織に属したくないタイプだったように思います。というのも、当時の茨城県は不良が多く、子供ながらにグループの中でうまく立ち回る必要があったからです。そういった理不尽な上下関係などが嫌いでしたね。資本主義の社会同様、ヤンキーの世界もピラミッド構造です。子供ながらに、そういった部分を変えたいという思いが根底にあったのかもしれません。 不良グループと仲良くはするものの、理不尽な要求や誘いには乗らず、「嫌なことは嫌だ」と、はっきり意思表示していました。父親の背中を見て育ったので、私も曲がったことが嫌いな性格なのでしょう。

大学時代の仲間とBar経営をスタート

高校卒業後、「人脈づくり」を目的に大学へ進学した私は、仲間と一緒にBarを経営しました。

当時の年齢は19歳。資金もなければ、社会に出た経験もありません。それでも、何かに挑戦してみたかったんです。皆で頭をひねり出して、さまざまなアイデアを出し合いました。最終的に深夜に終わる飲食店と交渉し、閉店時間だけお店を借りることに成功。メニュー試作を始め、交流会参加、路上での呼び込みなどできることから始めました。不思議なもので人の縁に恵まれ、周りにも可愛がってもらいました。

繁盛するBarを経営をする傍ら、私は代理店業にも興味を持ち始めました。飲食店と違った楽しさに魅かれ、最終的に代理店業だけに絞りビジネスを展開していきました。サラリーマンを目指す人が多い中、私は「将来は絶対に経営者になる」と心に決め、大学を辞めました。退学届を覚悟を持って書いたことを、今でも覚えています。

突然の病によって働けなくなった2年間

しかし、20代中頃で糸が切れたように身体を壊しました。代理店業もピラミッド構造で、それによって生まれる派閥や競争で仲間同士が仕事を奪い合う状況に疲弊してしまったのでしょう。突然右足が麻痺し身体が曲がり、働けない状態が続きました。精神的にも肉体的にも限界に達していたのです。結局、約2年の療養が必要でした。

さまざまな症状に襲われながらも、以前の自分を取り戻す努力を積み重ねていきました。時に荒療治なことも試し、自分の弱さと対峙したこともあります。過去につらい経験をした場所を訪れ、妄想と現実を確かめたこともありました。恐怖を感じている人間にとって、その行動は相当なダメージがあります。そのような痛みを伴ってでも治療を続けることができたのは、「今のまま終わりたくなかった」からなんです。

若くして壮絶な経験をしましたが、その経験は私に別の気づきも与えてくれました。

消えかけていた心に火を灯した父親の言葉

療養している間、突然父が購入したばかりのデジカメで私の写真を撮り始め、「晴人、見てみろよ。良い顔しているだろ?お前ならできるから大丈夫」と声を掛けてくれたんです。自分の中で消えかけていた心にポッと火がついたように、自然と心にやる気が満ちました。数ヵ月後には、ONE’S BESTを起業しました。

家族に支えられた経験を通し、自分の可能性を信じられなくなった時に、1人でも自分のことを信じてくれる人がいれば、挑戦し続けようと思うことができました。今度は自分が人を励ます番です。「自分のように心に蓋をした人に勇気を与えたい」、そう思いながら、One’s Pocketのサービスを運営しています。もう、トップに君臨する人だけが得をするピラミッドのようなビジネスはしたくありません。ですから、ビジネスパートナーの方に対しても、一定の売上を得られるようになってほしいという思いでサービスを展開しています。

「どんな自分になりたいのか?」自分で自分に問い続けて欲しい

自分の心身が壊れ、つらかった2年間、「どんな自分になりたいか?」と自分に問い続けました。その答えは、「逃げずに向き合う自分」でした。ですから、皆さんも行動できないと後ろ向きになっている時は、乗り越えた自分を想像してみてください。その自分に出会うためには、目の前の課題をクリアしなければならないと気づくはずです。

また、ご縁を大切にしていれば、突然声が掛かり状況が加速する可能性が十分にあります。私が若い時に培った経験も、今思えばすべて人生の肥やしとなっているのですから。たとえ、誰にでもできることであっても、誰よりも多く挑戦してみることを続けてみてくださいね。

会社概要

法人名:株式会社One’s Pocket
代表者名:根本 晴人
企業ホームページ:https://www.ones-pocket.com/
所在地:東京都江東区有明1-4-20
事業内容:ドラ○もんのポケットをイメージしたAI探索型ポータルマッチングサイト「One’s Pocket」を中心とした各種支援サービスの運営

For JAPANプロジェクトとは

For JAPANプロジェクトとは、10年後20年後の日本の未来の担い手である20代にむけて、日本の未来を創る”本質的な気づき”を。をテーマに様々なコンテンツを通し情報発信を行っています。 参画された【50人の社長】というレンズを通して、経験に基づく本質的な考え方や情報を学び、動き出すきっかけを与え”日本の未来を創るプロジェクト”全国放送『For JAPAN ‐日本の未来がココに‐』(BS11)や、YouTubeチャンネル『For JAPAN ‐日本の未来がココに‐』など様々なコンテンツで社長たちが徹底討論。

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