社会福祉法人栄寿福祉会の理事長 寿台 順章が伝えたい思い「いつでも、自分の中心は「自分がやりたいこと」でいい」

Interview

“日本の未来を創る本質的な気づきを”をテーマに発信しているFor JAPANプロジェクト。
代表インタビューを通して、テレビやYouTubeでは紹介し切れないお話を深掘りしていきます。
今回は、社会福祉法人栄寿福祉会の寿台 順章 理事長にインタビューしました。

「いつでも、自分の中心は「自分がやりたいこと」でいい」

川にグラウンドに駆け回っていた「みんな知ってるお寺さんの子」

今でもそうですけど、子どもの頃から好奇心旺盛でした。当時の言い方であれば、「悪ガキ」ですね。天気さえ良ければグラウンドに出るなど、暗くなるまで外で走り回っているタイプでした。ゲームも流行っていましたが、すぐに飽きてしまって。地元は漁師町だったので、川にある桟橋やその周りでカニを捕ったり、勝手に船に乗って怒られたりしていました。実家が寺も園も経営していたので、近所の人みんなに顔が知られていて。勉強も困らずできて足も速かったし、水泳では全国大会に手が届くぐらいのレベルでした。目立つ子どもだったと思います。

水泳は中学3年まで続けていましたが、高校からはガラッと変えてサッカーを始めました。

中途半端は嫌なので、高校3年の秋の選手権大会が終わるまでは、ひたすらサッカーをしていました。例えば、周りに追いつくために朝は自主練したりとか。学祭などのイベントもめちゃくちゃ楽しんでましたけどね。サッカー用のエナメルバッグ1つだけ持って通っていて、高校はもう青春とサッカーのために行ってましたね。

やりたいことをやるために、南行北走した6年間

大学は家業への興味から、お坊さんとして務める資格も取れる学科へ進みました。周囲もほとんど「お寺の子」だったのですが、お坊さんがやりたくて来た学生はごく少数という環境でした。このまま4年間過ごすことに納得できなくて、2年生の6月に自分で退学届を提出したんです。退学した後は京都でアルバイトをしながら生計を立てていましたが、1年後には沖縄での仕事を決めて石垣島へ引っ越しました。

退学も引越しも、親には何も相談していません。流石に沖縄へ行く前には連絡しましたが、すべて事後報告でしたね。「大学は辞めてきた。お坊さんになる資格は1年通えば取れるところがあるから、残り3年通うより学費も安く済む。これから石垣島に行って、自分で生活するから大丈夫」って。びっくりしてましたけど、全部決めた後だったので、止められたりはしませんでした。

石垣島に行ったのは、18歳の時に始めたサーフィンがきっかけでした。もともと2、3年で戻るつもりでしたが、最終的には8ヵ月の短期移住になりましたね。秋頃、母にがんが見つかったという知らせがあり、「もしこれから何かあったとしたら、お坊さんになりたいと言っている人間が、親の死に目にも会えないのか」とハッとしたんです。それも人生だなって思えたので、帰ることに決めました。この時も相談せずに帰ったので、めちゃくちゃびっくりしてましたね。

実家に戻ってからは、もう継ぐつもりしかなかったので、必要なことをどんどん進めました。以前調べた大学のコースでお坊さんの資格を取り、専門学校にも2年通って幼稚園教諭と保育士の資格を取りました。実家が経営する社会福祉法人栄寿福祉会で務め始めたのが、2006年です。2年在籍することが理事長の条件だったので、2008年にやっと保育園と幼稚園の理事長に就きました。

実家の影響もあってか、「勤めるのではなく、自分がやってみたいことをやりたい」という意識が昔から強くありました。専門学校に通っていた時にはもう経営するつもりで学んでいたので、資格を取って働くために来た同期の子たちとは年齢も視点も経験も違っていました。周囲から頼られることも多かったですし、先生からもおもしろがられていた気がしますね。理事長の職も、父に直談判してはぶつかりながら、もぎ取ったような格好です。全部自分のやりたいことをやるためです。新たに民間学童の経営も始めましたし、今もどんどん企画を進めています。

「やった後悔」は後悔じゃなく経験値。些細なことでも、達成だけを考えて直進する

僕が若者に言いたいのは、些細なことでも大きなことでも「『やろう・やりたい』と思ったら、『どうしたらそれができるか』だけを考えてほしい」ということです。「〇〇だから」「××だから」と、始める前から理由をつけて、できないと決めつけてしまう人が大半だと思います。

もし本当にできない理由があるのなら、「どうしたらできるのか」を考えてほしいですね。誰かに相談するとか、相談の方法も含めて調べたりとか。金銭面がネックなら、今ではクラウドファンディングなど手段も多くなっているので、やりやすい時代になっています。大きな夢でも、共感してくれる人がたくさんいるので、おもしろいねって言ってもらえたら、経験などなくても会社を作ることはできます。

特に若いうち、20代でエネルギーのあるうちは、徹夜で遊ぶようなことも平気でやってますよね。若いうちは、体力と無限の発想力があります。「若いうちの苦労は買ってでもしろ」と言いますが、「苦労から貴重な経験が得られる」という意味のほかにも、「若いうちなら心身の疲労・ケガがあっても回復が早いから」という面があるのだろうと思います。

僕は「やらない後悔よりやった後悔」を座右の銘にしています。やらない後悔をしても、2度と戻れません。やった後悔は後悔じゃなくて、経験値になります。痛い目にあったこともうまくいかなかったことも、自分の経験として積まれていきます。実際やってみると、糧になるというか、プラスにしかならないですね。「あちゃー」って失敗しても、「良い勉強になった」って笑ってるぐらいでちょうどいいと思いますよ。

会社概要

法人名:社会福祉法人栄寿福祉会
代表者名:寿台 順章
企業ホームページ:https://www.j-j-all-stars.com/
所在地:愛知県名古屋市中川区下之一色町中ノ切4
事業内容:保育事業、発電事業

For JAPANプロジェクトとは

For JAPANプロジェクトとは、10年後20年後の日本の未来の担い手である20代にむけて、日本の未来を創る”本質的な気づき”を。をテーマに様々なコンテンツを通し情報発信を行っています。 参画された【50人の社長】というレンズを通して、経験に基づく本質的な考え方や情報を学び、動き出すきっかけを与え”日本の未来を創るプロジェクト”全国放送『For JAPAN ‐日本の未来がココに‐』(BS11)や、YouTubeチャンネル『For JAPAN ‐日本の未来がココに‐』など様々なコンテンツで社長たちが徹底討論。

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