For JAPAN

医療法人社団一仁会 日本橋インプラントセンターの理事長 玉木 仁が伝えたい思い「インプラント専門の歯科医師として、正しい方向に正しい努力を続けること」

Interview

“日本の未来を創る本質的な気づきを”をテーマに発信しているFor JAPANプロジェクト。
代表インタビューを通して、テレビやYouTubeでは紹介し切れないお話を深掘りしていきます。
今回は、医療法人社団一仁会 日本橋インプラントセンターの玉木 仁 理事長にインタビューしました。

インプラント専門の歯科医師として、正しい方向に正しい努力を続けること

インプラント専門医として起業したきっかけとは

私は20数年以上インプラント専門の歯科医師として、仕事をしています。事業を引き継いだきっかけは、義父の引退でした。

義理の父は当時肺がんを患っており、体力的に仕事を続けていくのが難しくなっていたのです。ですので、同じく歯科医師として働いていた妻と結婚した後、義父の後を引き継ぐ形で医院を任せてもらうことになったというのが経緯です。

インプラント反対派の義父との衝突の中で得たもの

大変だったことは、まず肝心の義父がインプラント治療に大反対だったことです。というのも、昔は歯科医療として、インプラントという選択肢は今とは違いメジャーであるどころか正道とはかなりかけ離れた治療法だったのです。

その理由として、昔のインプラント治療は今のインプラント治療とは、技術や使用する素材、材料及び、治療概念の面でまったく異なっていたからです。

私がインプラントに着目したきっかけは1990年後半に、知人の歯科医師から海外のインプラント学会に参加してみないかと誘われたことでした。

その時学んだ海外の技術はとても画期的で、当時の日本の技術との違いに驚いたことをよく覚えています。その技術を日本の歯科医療でも活かしていくことができれば、日本のインプラント治療は大きく変わっていくと考えて、基本的なことから必死で勉強を重ねました。

そうするうちに、もともと義父が治療していた患者さんにも、インプラントの技術や快適さ・便利さを認めていただいて、従来の入れ歯より桁違いに良いということで、患者さん自らインプラント治療を選択していただくことが増えていきました。

それを受けて、実際にどんなものなのか、義父自身が自分の口腔内でインプラント治療を試したいと言い出した時は驚きました。私が実際に治療させてもらって、その結果義父のインプラントに対する見方は180度変わりました。患者さんからも、義父からも信頼が得られたことは涙が出るほど嬉しかったことを今でも覚えています。

どうやって風評被害を乗り越えたか

そのほかに特に苦労したことは、極々近隣の歯科医院でインプラントの事故が起きてしまった時です。その医院名というのが記事に載らなかったので、たまたま近くにあった当院は一番、最大の風評被害に苦しみました。

インプラント治療にはきちんと定められた約束事があって、それを守って治療する歯科医院での経過は良好なのです。逆に、そうでない歯科医院での経過は、時にこのような事故を引き起こしたり、インプラント周囲炎を惹起してしまい経過が悪くなってしまいます。

そのような悪状況下で、良いインプラント治療にまでついてしまった悪いイメージを払拭するために、多方面からのマーケティング・啓蒙を試みました。医療広告には規制が多く存在し、とても難しい部分ではあるのですが、患者様に安心して治療を受けてもらえるよう無料説明会やインターネット・紙媒体でのマーケティングに注力したことが功を奏しました。

医師として多忙な生活を送る中、現状に満足せず新たな試みに挑むこと

ある出版会社さんからお声がけいただき、現在はインプラントの専門書の執筆も進めています。医師業の合間に専門書の執筆をするのは骨の折れる作業ではありますが、年内の発刊を目指して日々執筆を進めております。これは新しい技法の紹介及び、後進への指導としても重要な位置を占めています。

伝えたいのは、「正しい方向に持てる限りの時間とお金を費やすこと」の大切さ

結果を出すために必要なことは、「正しい方向に、持てる限りの時間とお金を費やすこと」です。

古い知識だけを頑なに信じていたら、今の自分はなかったでしょう。自ら海外に、そして学会や勉強会、研修会、さらには異業種交流会にも積極的に参加して、自分が正しいと思う知識を正確にブラッシュアップしていくことが大切です。人から強いられることではなく、自分が学びたいと思うことを自分の意志で取捨選択して学んでいくことが成功に繋がると信じています。

その努力の過程で、周りの人から批判やバッシングを受けてしまうようなこともあるかと思います。しかし、そんな時こそ自分の殻の中にこもらずに、いろいろな人の意見を聞き入れて知見を広げるようなことをしていくべきだと思います。自分の内々で考え続けてしまうと悪い方向にばかり考えてしまいますので、業種問わず視野を広く持つことが大切なのではないでしょうか。

会社概要

法人名:医療法人社団一仁会 日本橋インプラントセンター
代表者名:玉木 仁
企業ホームページ:http://www.implant-tv.net/
所在地:東京都中央区八重洲1-5-17 香川ビル9F
事業内容:インプラント治療、矯正治療、セラミック治療

For JAPANプロジェクトとは

For JAPANプロジェクトとは、10年後20年後の日本の未来の担い手である20代にむけて、日本の未来を創る”本質的な気づき”を。をテーマに様々なコンテンツを通し情報発信を行っています。 参画された【50人の社長】というレンズを通して、経験に基づく本質的な考え方や情報を学び、動き出すきっかけを与え”日本の未来を創るプロジェクト”全国放送『For JAPAN ‐日本の未来がココに‐』(BS11)や、YouTubeチャンネル『For JAPAN ‐日本の未来がココに‐』など様々なコンテンツで社長たちが徹底討論。

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