For JAPAN

Sooon株式会社の代表取締役 金本 相太が伝えたい思い「仕事にフルコミットして見つけた『周りを幸せにする』というやりがい」

Interview

“日本の未来を創る本質的な気づきを”をテーマに発信しているFor JAPANプロジェクト。
代表インタビューを通して、テレビやYouTubeでは紹介し切れないお話を深掘りしていきます。
今回は、Sooon株式会社の金本 相太代表取締役にインタビューしました。

仕事にフルコミットして見つけた『周りを幸せにする』というやりがい

お金を稼ぐことにやりがいを感じられない若者たち

「仕事にやりがいを感じない」「仕事を頑張っても未来が見えない」という若者の声をよく聞きます。確かに、頑張って働いてもリストラされたり、パワハラが横行したりしている社会を見て希望を持てるかというと、難しいかもしれません。

 ひと昔前は今よりも、大人が若者に未来を見せることは簡単だったのではないかと思います。お金を稼いでマイホームや車を持つことがステータスとなっていたから、多くの人がそれを目指して仕事に精を出していました。頑張って仕事をして、職場での役職が上がったり、稼いだお金で高級品を身に付けたりすることは、承認欲求を満たすことにもつながっていました。

では、今の若者たちに「高い買い物ができるように、仕事を頑張れ」と言って、響くかというと、そうはなりません。なぜなら、現代はSNSによって承認欲求を満たせてしまうからです。お金を得るよりも、SNSでフォロワーを増やしたり、自分の動画を大勢の人に見てもらったりするほうがよっぽどモチベーションが上がります。なかには「お金を稼いでも、お金の使い方がわからない」という若者もいるのではないでしょうか。そうすると、ますます仕事のやりがいを見つけられずに悩んでしまう若者も増えてしまうでしょう。

趣味への情熱を仕事に捧げることを決意、そして会社を立ち上げた

私が若いときはどうだったかというと、正直昔は仕事が嫌いでした。10代の頃はコンビニエンスストアでアルバイトをしていましたが、「どうやってズル休みをするか」ということばかり考えていましたね。当時熱中していたものといえば、ゲームやダンス。「時間を気にせず一生できる」と思えるほどに、のめり込んでいました。

しかし、あるとき、ふと思ったのです。「ゲームやダンスに熱中できる集中力を仕事に向けてお金が入ってきたら、最高なのでは」と。そこで、20代は仕事にフルコミットしようと決心。20代の9割の時間は仕事に費やしました。  2012年には兄とWeb制作会社を立ち上げ、「西日本ベンチャー100」にランクインするまでに成長。その後は独立して現在の会社を立ち上げ、Webコンサル事業やWeb営業などを教えるスクール事業を展開しています。

仕事のやりがいは、自分と関わる人が幸せになってくれること

昔はお金を目的に働いていた時期もありましたが、今は「自分と関わる人が幸せになってほしい」と思って、仕事をしています。特にスクール事業では、その思いを強く持っています。

スクール事業を立ち上げたきっかけは、SNS上でのある出会いでした。フリーランスや副業でWeb制作をしている方々とつながったのですが、皆さんのお話を聞いていると、どうも受注金額が安すぎるのです。話を聞くと、お客様への提案が上手にできずに困っている方が多くいることがわかりました。

そこで「私がこれまでWeb業界で培ってきた知識を教えたら、私もビジネスになるし、生徒さん自身も売上が伸びて幸せになる」と思い、スクール事業を立ち上げました。

私の仕事によって生徒さんが幸せになり、さらに生徒さんの子どもや配偶者の方が幸せになるという好循環が生まれることが理想です。ですので、「今月は売上が良かったから、子どもにおもちゃを買おうと思っているんです!」などの報告を受けると、とてもうれしく思います。「周りの人を幸せにすること」は私の夢であり、仕事のやりがいですね。

20代はぜひ仕事にフルコミットしてみて

若い世代の人にアドバイスをするなら、「20代は仕事にフルコミットするほうがいい」というのが私の意見です。そして、お金を稼ぐことによって選択肢も増えますので、いろいろな世界が見えると思います。

また、せっかく働くなら、「どうすれば、自分の人生にプラスになるだろう」と常に考えてほしいものです。「辞めたい」と思いながら働く8時間と、「自分のスキルアップのために本気で取り組もう」と意識して働く8時間では、まったく得られる価値が違います。自分から貪欲にスキルを得ようとして働く1年は、10年分働いたほどの価値になるのではないでしょうか。

まずは会社で社会経験をしてみるのがおすすめ

今は、同じ会社で一生働き続けるという時代ではなくなりました。副業やフリーランスなど、選択肢もたくさんあります。

しかし、私の意見としては、まずは1度会社に入ってみることをおすすめします。というのは、大前提として、社会経験をすることは必要だからです。その上で、社外のことを自ら学んでいくのが良いと考えています。

会社に勤めていると、どうしても外部の情報に疎くなりがちです。したがって、自分で情報を収集する力が不可欠です。とはいえ、世の中の情報を鵜呑みにしてはいけません。テレビのニュースであれ、SNSであれ、「これは本当に正しいのだろうか」と精査する力が求められるからです。そのため、自分で考える力を身に付けながら、成長してほしいですね。

会社概要

法人名:Sooon株式会社
代表者名:金本 相太
企業ホームページ:https://sooon-web.com/
所在地:大阪市西区京町堀1-16-8 RE-021 8F
事業内容:Webコンサル事業、AI搭載CMS販売事業、オンラインスクール事業、代理店事業、ポータルサイト事業、システム開発事業

For JAPANプロジェクトとは

For JAPANプロジェクトとは、10年後20年後の日本の未来の担い手である20代にむけて、日本の未来を創る”本質的な気づき”を。をテーマに様々なコンテンツを通し情報発信を行っています。 参画された【50人の社長】というレンズを通して、経験に基づく本質的な考え方や情報を学び、動き出すきっかけを与え”日本の未来を創るプロジェクト”全国放送『For JAPAN ‐日本の未来がココに‐』(BS11)や、YouTubeチャンネル『For JAPAN ‐日本の未来がココに‐』など様々なコンテンツで社長たちが徹底討論。

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