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トゥモローゲート株式会社の代表取締役 西崎 康平が伝えたい思い「常識にとらわれず好奇心を大切にする生き方」

Interview

“日本の未来を創る本質的な気づきを”をテーマに発信しているFor JAPANプロジェクト。
代表インタビューを通して、テレビやYouTubeでは紹介し切れないお話を深掘りしていきます。
今回は、トゥモローゲート株式会社の西崎 康平代表取締役にインタビューしました。

「常識にとらわれず好奇心を大切にする生き方」

なんでもできた小・中学校時代から、なにもできない高校・大学生活へ

トゥモローゲートを起業したのは、一度きりの人生、ワクワクするような「オモシロイ会社で働きたい」と思ったことがきっかけです。4月2日生まれの私は同学年の中では一番早い時期に生まれました。だから幼少期はなにをやるのも体が大きく周りの子たちより早かったです。

小・中学校時代は勉強もスポーツも上手くこなせたんですが、高校に入ると状況は一変。田舎の学校を出て、都会の高校に入学したら勉強も運動も、自分よりもできる人たちばかり。一瞬で成績も下から数えたほうが早くなり、小・中学校時代にはキャプテンを務めたバスケ部でも自分よりも上手な子が大勢いてすぐに辞めてしまいました。

そこからは部活もせず、勉強の成績も全然駄目で、まるでどん底に落ちたような気分で高校の3年間を過ごしました。

「やりたいことをやりたいひととやりたいようにやる」 ために起業

大学進学後も、授業にもあまり出ていなかったので、真面目な学生では全然なく、どこにでもいる普通の大学生として目立ったこともせずに、なんとなくの学生生活を送っていました。

そんな私の最初の人生の転機になったのが「就職活動」です。

大学3回生になり、周りが慌ただしく就活を始めだしたのをみて、「自分も仕事を探さないとな」と流されるカタチで就職活動を開始します。しかしオモシロイと思える会社に出会うことが出来ませんでした。

当時はどの企業の情報を見ても、ワクワクするものがなく、社会人と言えば、毎日スーツを着てネクタイを締めて、満員電車に揺られて行った会社で嫌な上司に怒られて……そんなイメージでした。

一生に一度の人生、自分のやりたいことをやりたいひととやりたいようにやって死にたい。そんな想いが強く芽生え、これまでの常識とは180度違う会社を自分で創ろうと思い立ったのが起業のきっかけです。

とはいえ不真面目な学生生活を送ってきたので経営についてはなんの知識もありません。まずは起業ができるための力が身に付く会社に入社しようと決め、選んだのが新規営業の仕事、経営者相手の仕事、成果給の仕事、すべてを満たしていた人材系のベンチャー企業だったんです。

将来的に人材ビジネスをやりたくて選んだというわけではありませんが、そこで培った人材採用のノウハウが起業してからも会社の強みとなり、現在では“ブランディング事業”という独自の価値を提供できているのは結果的にとても運がよかったと思います。

いよいよ起業!決めていたのは「ビジョンと会社の色」だけ

社会人5年目が終わり、27歳の時にトゥモローゲートを立ち上げました。この年に起業しようと決めていたわけではなく、後輩たちが成長し、私がいなくても会社が大丈夫だなと思えるようになったタイミングでした。

いよいよ念願だった「オモシロイ」会社を創る第一歩を踏み出したわけですが、決めていたことと言えば「世界一変わった会社を創りたい」という漠然としたビジョンと、コーポレートカラーを黒にするということだけ。

変な会社を創るためには、変な仲間を集めないといけない。色々な個性が集まり、その個性がぐちゃぐちゃに混ざりあった真っ黒な会社。それが私が起業した時の想いでした。

次々と現れる壁をひとつずつ乗り越え、会社は前に進む

大きなビジョンを掲げていても、創業当初の社員は自分ひとり。とにかく生活していくために就職支援サービスや営業代行など、まるでなんでも屋さんのように自分にできる仕事はなんでも請け負いました。 会社を経営していると、「起業してから、今までで大変だったことはなんですか? 」と聞かれることがあります。創業当時を振り返ると、会社員時代から比べた自分の給料は5分の1くらいまで減りましたし、家賃も3分の1くらいのところに引っ越して、生きていくために目の前の仕事をこなすことに必死でしたが、辛かったかと言われると、毎日が新しいことや変化の連続でワクワクしていました。

目の前に壁が現れても、何とかして進まなきゃいけないじゃないですか。そこに立ち尽くしていても誰かが助けてくれるわけではない。失敗したら、どうしたら次につなげられるかを仲間と一緒に考えて、大幅に方向転換をしたっていい。そうやって1つひとつの壁を乗り越えてきたことが、今思うと会社の成長につながっていますね。

「好奇心にまず挑戦してみる」オモシロイ生き方を

トゥモローゲートでは現在企業のブランドを創るブランディング事業を展開しています。コンサルティングとデザインの両軸から、ワクワクする企業や組織づくりを提案する仕事です。最初からこの事業をやろうと思って起業したかと言われるとまったくそうではありません。

興味があること、好奇心があること、目の前のことを一生懸命やっていくなかで、また新たにやりたいことが見つかり今に至っています。誰にでも平等なもの、それは「時間」です。人生は思っているよりもずっと短い。自分の好きなことや、やりたいことにその大切な時間を費やして欲しいと思います。

それがわからないという人は、まずは目の前のことに全力で取り組んで欲しい。そのなかで興味や好奇心などが生まれてくるはずです。やってみて、もしもオモシロくなければ辞めればいい。常識にとらわれてしまって動かないというのが一番もったいないなと思います。仕事に限らず、自分が楽しい、オモシロイと思えることができるように、そこに向かった選択をしていってほしいなということを伝えていきたいですね。

会社概要

法人名:トゥモローゲート株式会社
代表者名:西崎 康平
企業ホームページ:https://tomorrowgate.co.jp
所在地:大阪市中央区西心斎橋1-6-32 アニーズビル2階
事業内容:ブランディング事業

For JAPANプロジェクトとは

For JAPANプロジェクトとは、10年後20年後の日本の未来の担い手である20代にむけて、日本の未来を創る”本質的な気づき”を。をテーマに様々なコンテンツを通し情報発信を行っています。 参画された【50人の社長】というレンズを通して、経験に基づく本質的な考え方や情報を学び、動き出すきっかけを与え”日本の未来を創るプロジェクト”全国放送『For JAPAN ‐日本の未来がココに‐』(BS11)や、YouTubeチャンネル『For JAPAN ‐日本の未来がココに‐』など様々なコンテンツで社長たちが徹底討論。

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