For JAPAN

株式会社hapi-robo stの代表取締役社長 富田 直美が若者に伝えたい考え「従来のCoEとは異なる、私が考えるDXで実現するCoE(Center of Excellence)の形」

Interview

“日本の未来を創る本質的な気づきを”をテーマに発信しているFor JAPANプロジェクト。
代表インタビューを通して、テレビやYouTubeでは紹介し切れないお話を深掘りしていきます。
今回は、株式会社hapi-robo stの富田 直美代表取締役社長にインタビューしました。
従来のCoEとは異なる、私が考えるDXで実現するCoE(Center of Excellence)の形

デジタルによるCoEこそ思い描く形

私が考えるCoEとは、あらゆる課題において、最も知識と知恵(知識を用いて人を恵む:富語録)の豊富な人材を1つのプロジェクト組織に集めることです。一言で言うと、連脳(人の脳をインテグレート)です。

現代では、Zoomなどのテクノロジーを活用することで、世界中の知恵を瞬時に集めることが容易になりました。しかし、専門家は問題が発生した場合、問題を自分の目で確かめたいと考えます。Zoomなどを利用すれば最終的な議論はできますが、事実を知ることはできません。つまり、プロのかゆいところに手が届かないのです。

その点、弊社が育てているAIアシスタンス機能と自律走行機能を備えたテレ・ロボ「temi」は、Zoomなどでは出来ないことを実現してくれます。それはZoomの画面から飛び出しかゆいところに手が届くから、現場に行かなくていいんです。 ですからZoom 会議の中で、現場の状況を知る必要ができた時、temiが現場にあるだけで瞬時に現場に全員を連れてってくれます?! そうですZoom の画面共有機能をつかうだけです。しかもZoomの参加者が見たい現場の課題の物や者の至近距離まで近づき、状況を把握する事ができるのです。デジタルの空気(WiFi等々)に乗り瞬時(数秒で)行けるので、ほぼ完ぺきなCarbon Neutralも実現できるのです。 結果、秒速で課題解決に必要な情報と知恵(Excellence)を得て、TTF(Time To Fix)を得る事ができるのです。Zoomに参加している方々が世界中のどこに居ても、課題の現場がどこであっても。勿論、WiFiでの移動ですから、移動コストもほぼZEROですね。それによって人々を幸せにできるのです。だから、私が考えるCoEは、単なるCoEではありません。デジタルによる地球と人に優しいPerfectなCoEなのです。
人が現場に行くのではなく、これからはデジタルの粒に乗って人が現場に行くと、今から50年も前に言っていた偉人がいました。昔は情報を伝えるために文書を郵送する必要がありましたが、今はデジタルの空気に乗って情報が届きます。デジタルの空気が全世界を覆っているため、瞬時に世界とつながり、互いに情報を得ることができます。更にテレ・ロボtemiがある事で人もデジタルの空気に乗って瞬時に移動?!できるのです。それをDigital Twinと言う人もいますが。その移動してテレ・ロボtemiを通じて得た、エキスパートの最高の知恵をつなぐ、それが、「連脳」なんです。お互いがいつどこにいても「temi」が片方に置いてあれば、一瞬にして連脳ができます。そのため、世界中の最高の知恵を集め、専門家の専門的な視座で問題を解決することができるのです。

CoEの導入が世界の課題を解決する

CoEによって、世界のあらゆる課題を解決できるはずです。私は、Aという意見(テーゼ)があれば必ずBという意見も出します。これはアンチテーゼと呼ばれ、反対の意見のことです。もし、Aという意見しかなければ、絶対最高のものはつくれません。一方、AとBという2つの意見があれば、両方の課題を解決できるC(ジン・テーゼ)を求め始めます。これが本来人間がやらなければいけないことです。しかし、私たちはAが勝つか、Bが勝つかということに囚われています。
このような状況を変えるためには、頻繁に顔を合わせて意見を交換することが重要です。顔を見れば、相手の表情や態度から多くのことを読み取ることができるからです。もし、顔を見て相手が信頼できる人物かどうかわからないのであれば、それこそお互いの尊厳を護れる人であるかを確信する為に直接会う事が絶対に必要です。 それが人と直接会うと言う事なのです。尊厳が護れ信頼に足る関係ができた上であれば、組織と時間の壁を瞬時に超えてコミュニケーションが取れるデジタルの空気をフル活用することによって、世界の課題は簡単に解決できます。 だからG7もダボス会議もデジタルの空気で必要な時に毎日でもできるはずです。待ったなしの課題を扱うのでしょうから。

“新たなビジネスの形”が今求められている

ビジネスにおいて、単に自社の成功のみを追求する時代は終わったと私は考えています。自社の成長が社員や関係者、そして世界中の人々にも喜びをもたらすよう取り組んでいく必要があります。なかなか難しいかもしれませんが、これからはこのような取組みが必要不可欠です。
自分勝手な行動は、環境を悪化させます。環境の悪化により、地球が存在できるのは残りわずかな時間しかないとも言われています。地球温暖化が進行しており、わずか1℃温度が上昇するだけでも大きな問題になります。温暖化が加速すれば、私たちは生存できなくなるおそれがあるからです。間違った方向に進んでいる世界を修正することも含めて、ビジネスだと思います。
例えば、環境汚染が深刻化してしまっている現状、この問題を解決するために求められるのは知恵です。CoEの導入により本当の意味での知恵を集めることができることから、必要な時に個人も含めて世界の問題解決に貢献できます。このように世界が1つになる必要があります。これが、私がいうGlobal One Team。グローバルワンチームに所属しながら、ローカルなビジネスをやっていくのもいいと思います。このようにビジネス自体が変わってくると思います。

ストイックな姿勢で積極的に経験を積んでチャレンジしてほしい

20代の方には、ぜひ積極的に経験を積み、トライし、そしてチャレンジしてほしいと思います。さらに、ストイックに取り組んでほしいです。若い時は頭もフレッシュなので、ストイックな生き方をしないと、幸せになれないよと社員にも伝えています。でも待ってください。 これは20代の人だけでなく、人は召されるまで世界課題にEngage(主体的に参加)しManageすべき存在だと私は信じております。Manageと言う言葉は、Man + Age 年取った人(長老)=”知恵を期待された長老である”から来てると私は考えておりますから。
また、今の時代は非常に複雑なテクノロジーがあると考えられがちですが、実際にはそうではありません。例えば、DXは今までのようにものではなく、デジタルの粒が動くようになったというだけのことです。これだけの話なのに、さまざまなビジネスやサービスを展開しているため、本質が見えなくなっています。ですから、常に自分の幸せは何か、世界の課題は何かという問いに対して、自分自身の見解を持っている必要があります。 そしてDXもAIも全ては人の叡智が創造した道具であり、道具を使うのが人間。 ですからAIやDXが人の仕事を奪うなんてあり得ない妄想です。全てはその道具を使う人や組織の責任なのです。

会社概要

法人名:株式会社hapi-robo st
代表者名:富田 直美
企業ホームページ:https://hapi-robo.com
所在地:東京都世田谷区等々力 6-27-17
事業内容:ロボット及び先端技術の開発及び販売、投資、コンサルティング

For JAPANプロジェクトとは

For JAPANプロジェクトとは、10年後20年後の日本の未来の担い手である20代にむけて、日本の未来を創る”本質的な気づき”を。をテーマに様々なコンテンツを通し情報発信を行っています。 参画された【50人の社長】というレンズを通して、経験に基づく本質的な考え方や情報を学び、動き出すきっかけを与え”日本の未来を創るプロジェクト”全国放送『For JAPAN ‐日本の未来がココに‐』(BS11)や、YouTubeチャンネル『For JAPAN ‐日本の未来がココに‐』など様々なコンテンツで社長たちが徹底討論。

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