“日本の未来を創る本質的な気づきを”をテーマに発信しているFor JAPANプロジェクト。
代表インタビューを通して、テレビやYouTubeでは紹介し切れないお話を深掘りしていきます。
今回は、 セルフ・エー株式会社の大島 公一代表取締役にインタビューしました。​

「人生はやりたいことを探す旅」

直感を信じて行動した結果が起業だった。

社長をしていると、「小さな頃からの夢だったのですか？」と聞かれることがあります。でも、僕は「社長になりたい！」と目指して、社長になったわけではないんです。19歳の時にフリーメイソンの話を聞き、「すごい！かっこいい！面白そう！」と思ったことがきっかけです。

「仕事は自分で作ればいい」をモットーに、興味のあるものにひたすら挑戦し続けていました。もしも「やりたいことがない」と悩んでいるなら、今後の人生のどこかで見つけていけばいいと僕は思います。ただ、やりたいことを見つけられるようになるためには、自分を知ることが大事だと思います。

起業をすると、未知の世界との出会いの連続です。起業をしなければ決して得られなかったであろうたくさんのご縁をいただき、自然と視野が広がっていきました。そんな日々の中で、「自分に向いているな」「苦手な分野だな」と、得意なもの・向いていないものがわかってきました。僕にとっては障害福祉サービス事業をやっている今も「やりたいことを探す旅の途中」です。これからも、自分を信じて挑戦し続けたいと思います。

重視すべきはお金とやりがいのバランス

経験をたくさんし、経験値を培っていけば、いつか本当にやりたい仕事が選択できるようになります。世間体を気にするのではなく「縛られないのが性に合っているから、フリーランスになろう」「無謀と言われようとも、起業しよう」など自分がやりがいのあると思うことをやるのが良いと思います。

しかし、いろいろと挑戦してみた結果、お金とやりがいのバランスが難しい場合もあるかもしれません。極端な話ですが、やりたい仕事がほぼボランティアで、やりがいを感じるけれど食べてはいけない…というようなケースです。反対に、お金は儲かるけれど、別にやりがいを感じない…というケースもあるでしょう。

僕は、仕事において重視すべきは、お金とやりがいのバランスだと思います。生活していかなければならないので、お金とやりがいのバランスを取りながら、続けられる仕事を選ぶことをお勧めします。そういった選択ができるほどの経験を、若いうちからしておくといいと思います。

僕を支えるマインド「死ぬわけじゃない」

とはいえ、「挑戦したいけど、失敗が怖くて踏み出せない」という人もいるかもしれません。勧めている僕も、起業に失敗するなどの経験をしました。でも、失敗があっても「死ぬわけじゃないし…」と思うことで乗り越えることができました。

例えば、現在僕はたくさんのスタッフを抱えています。僕が判断を誤れば、スタッフが路頭に迷う可能性もゼロではありません。そういう時は、「死ぬわけじゃない」というマインドに切り替えるようにしています。「できる方法を考える」そのほうが結果的にスタッフにとっても会社にとっても良い影響を与え、全体的に良い方向へ進んでいくと僕は思います。人生は、やりたいことを探す旅の途中。失敗をしても、死ぬわけじゃないのだから何度でも挑戦すればいい…そのくらいシンプルでいいと思います。

1人で悩むより、2人で考え、たくさんの人と関わろう

「死ぬわけじゃない」というライフハックを手に入れた僕にも、悩む時はあります。しかし、できるだけ1人で悩まないようにし、誰かに話を聞いてもらうようにしています。なぜなら、「1人では悩む」だけど「2人以上だと考える」になり、一歩前に進めると思うからです。 そもそも悩みが生まれると、1人で悶々と悩んでしまい、堂々巡りをして時間ばかりが過ぎてしまいますよね。でも、そんな時こそ「自分1人じゃ選択肢は広がらない。誰かにも考えてもらおう」という勇気を持ってほしいと思います。インターネットやSNSの普及により、リアルな対面をしなくてもコミュニケーションができるようになりましたが、それでもなかなか人に頼れないということもあるかと思います。しかし、人と関わることで得た経験は人生を豊かにし、ひいてはやりたいことを探す道しるべになると思います。人とたくさん関わることを、今の若い世代に挑戦していただきたいです。

会社概要

法人名：セルフ・エー株式会社
代表者名：大島 公一
企業ホームページ：https://www.self-a.net/
所在地：金沢オフィス　〒921-8027 石川県金沢市神田2-3-21
　　　　東京オフィス　〒105-0004 東京都港区新橋6-20-1
事業内容：障がい者就労支援施設の開業および運営支援、障害者雇用サポート事業・障がい者就労支援施設に関するコンサルティング業務、訪問看護事業、障がい者グループホーム（共同生活援助）事業 、EC事業（スニーカー、アパレル、ガジェット関連、サプリ、障がい者特化型通販サイト）、スニーカー関連事業(買取、販売、レンタル、クリーニング)、飲食事業

For JAPANプロジェクトとは

For JAPANプロジェクトとは、10年後20年後の日本の未来の担い手である20代にむけて、日本の未来を創る”本質的な気づき”を。をテーマに様々なコンテンツを通し情報発信を行っています。 参画された【50人の社長】というレンズを通して、経験に基づく本質的な考え方や情報を学び、動き出すきっかけを与え”日本の未来を創るプロジェクト”全国放送『For JAPAN ‐日本の未来がココに‐』（BS11）や、YouTubeチャンネル『For JAPAN ‐日本の未来がココに‐』など様々なコンテンツで社長たちが徹底討論。

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