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【第2弾】株式会社庄司圭介アトリエ一級建築士事務所の代表取締役 庄司 圭介が伝えたい経験「起業で手にした『やりたいことが自分でできる』環境」

Interview

“日本の未来を創る本質的な気づきを”をテーマに発信しているFor JAPANプロジェクト。
代表インタビューを通して、テレビやYouTubeでは紹介し切れないお話を深掘りしていきます。
今回は、株式会庄司圭介アトリエ一級建築士事務所の庄司 圭介代表取締役にインタビューしました。

起業で手にした『やりたいことが自分でできる』環境

起業からはほど遠い、なんとなくで進んだ設計の進路

今でこそ3つの会社や事務所の代表を務めていますが、学生時代には少しも予想していませんでした。京都の大学で建築を学んではいましたが、具体的なイメージは持っていなくて、就職も成り行きに近い流れだったんです。起業なんて、考えたこともありませんでしたね。なんとなく設計の仕事に就きたいという程度で、自分で立ち上げるなんてことはまったくイメージすらしていませんでした。

不自由のない日常よりも、夢中になれる仕事へ

最初に勤めたゼネコンでの仕事は、典型的なサラリーマンという感じでした。会社と上席の指示通りに設計の仕事をこなして、たまには飲みに行って。当時はバブル直後で建築ラッシュが止まる前だったこともあり、仕事はいつも忙しかったですね。充実していて、収入面での余裕もあって、何の不満もない毎日を送っていました。

意識が変わったのは、ある建築事務所への出向がきっかけです。外の事務所で仕事をしてみると、設計が上流の工程に位置づけられることが多くなりました。建築会社やゼネコンに対しても、設計書をもとに指示していく立場になります。ゼネコンという大きな会社の中にいたから気づかなかっただけで、業界としては設計から始まっていくのが一般的な流れだということに気づきました。

出向してからは仕事に対する考え方や取り組み方も変わって、夢中で仕事をするようになりましたね。出向が終わった後にゼネコンを退職して、ご縁のあった建築事務所に転職させてもらいました。

やりたいことをやるための開業。妥協ナシの設計を提案しつづける

建築事務所では、5年ほどお世話になりました。仕事をすればするほど、自分のやりたいことが明確になっていって、だんだん事務所と自分の方針の違いを感じるようになってきたんです。「やりたいことをやるには、自分で動くしかない」と考えて、自分の事務所を持つに至りました。

事務所を立ち上げてからもう20年以上経ちますが、今でも、一番苦労するのは「1つ目の仕事を取ること」だなと思います。ツテもコネもない地域に飛び込んでの開業でしたし、当時はまだ、住宅を建てる過程に設計業者が入るという概念自体も、今ほどメジャーではありませんでした。小さい案件ながら、住宅の提案をするコンペでお客様に選んでもらったことが、事務所としての大きな一歩となりました。

コンペでは、複数の建築家が提案していきます。当然、実力も経験もある方たちでしたが、必ず勝つ自信を持って臨んでいましたね。出された条件と要望をもとにひたすら突き詰めて、自信しかないレベルまで引き上げてから提案しています。妥協のない作品を仕上げていくことで、リピートでのご相談やご紹介いただける事務所として成長してきました。

求められる価値提供を果たすために、若い世代を育成していく

私ももう56歳になり、年齢を意識するようになってきました。今は若い世代を育てることに注力しています。仕事のタイプとして、ウチで受けているような案件では富裕層のクライアントが多くいらっしゃいます。どこにでもあるような事務所では、今まで受けてきたような仕事はできません。デザインに特化した事務所を維持していくためには、感性の高い、相応の知識と経験のあるデザイナーが必要になってきます。

そのためにも、コロナ禍でしばらく控えていた社員デザイン研修を再開する予定です。2週間ほどヨーロッパを歩いて、現地で本物の建築から学ぶ機会としています。プロとしてお客様の知っている内容をさらに上回る経験を持っていないと、求められる価値提供ができなくなってしまいますからね。社会にも貢献できますし、お客様にも満足いただけて、リピートいただける会社に成長させたいと考えています。

「デザイン経営」でどんどんおもしろい仕事を呼び込んでいく

経営の面では、デザインから経営を発生させる「デザイン経営」という言葉を胸に仕事をしています。ここ数年は、「スゴモリリゾート」や「コナリゾート」を仕掛けているところです。事業主兼デザイナー兼施工主といった状態ですね。依頼を受けて行う設計事務所だけではなくて、自分から作りたいものを自由に作っていきます。作ったものがまた呼び水となって、他のクライアントから「うちでも作ってください」という流れができてきています。

この過程が、またおもしろいんです。自分で仕掛けるのもおもしろいし、自分で考えておもしろいと思っているものを作ることで、また内容として近い、つまりおもしろい案件が飛び込んでくるというサイクルになっています。

これからは、日本だけじゃなくバリでも活動を計画しています。バリに来るのは、ヨーロッパ人がほとんどです。あとはオーストラリア人やロシア人ですね。こうした来訪者や定住者に向けた場所を計画しているんですが、他にないもの、選んでもらえる、勝てるものを作っていこうと考えています。 苦労するポイントも既にいくつか見えている状況ですが、やったことのない場所で、経験のない調整をしながらやるというのは、「未知の連続であること」がわかっていますよね。おもしろそうじゃないですか。さらに広がっていく可能性もありますし、興味が尽きません。

会社概要

法人名:庄司圭介アトリエ一級建築士事務所
代表者名:庄司 圭介
企業ホームページ:https://sa-shoji.com/
所在地:兵庫県加古川市平岡町新在家1-260-15 3F
事業内容:建築設計

For JAPANプロジェクトとは

For JAPANプロジェクトとは、10年後20年後の日本の未来の担い手である20代にむけて、日本の未来を創る”本質的な気づき”を。をテーマに様々なコンテンツを通し情報発信を行っています。 参画された【50人の社長】というレンズを通して、経験に基づく本質的な考え方や情報を学び、動き出すきっかけを与え”日本の未来を創るプロジェクト”全国放送『For JAPAN ‐日本の未来がココに‐』(BS11)や、YouTubeチャンネル『For JAPAN ‐日本の未来がココに‐』など様々なコンテンツで社長たちが徹底討論。

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