For JAPAN

【第3弾】株式会社アゲンストの代表取締役 藤田 達也が伝えたい気持ち「AIの時代に必要なことは新たなチャレンジ」

Interview

“日本の未来を創る本質的な気づきを”をテーマに発信しているFor JAPANプロジェクト。
代表インタビューを通して、テレビやYouTubeでは紹介し切れないお話を深掘りしていきます。
今回は、株式会社アゲンストの藤田 達也代表取締役にインタビューしました。

AIの時代に必要なことは新たなチャレンジ

若者の皆さんにはぜひ欲を持ってほしい

今の若者の皆さんに対して思うことは、もっと欲を持ってほしいということです。欲と言うと何かギラギラしたように思うかもしれませんが、欲は人が成長するためのモチベーションのエンジンになります。欲は必ずしも、お金だけではありません。彼女を作るため、結婚するため、家族を養うための欲もそうです。そして、社会の課題解決のための欲もそうです。欲は、すべての人の活動の原動力になるのです。

欲の実現のためには、行動が必要です。行動すると、失敗することも当然あります。しかし、失敗を通して多くを学ぶことは人生の近道になります。仕事でも人間関係でも、どんどん経験を積んでいってほしいと思います。失敗を糧に生きていくことは、人生で最も大切なことではないでしょうか。

40代で挑戦した再生可能エネルギービジネス

今や人生100年時代と言われています。60歳定年で残りの人生は余生を送る、そんな時代からこれからは70歳、もしくは80歳まで働くことが必要になるかもしれません。人生のうち、50年以上は働くことになるのです。このようにさまざまな環境が変化する中で、自分自身も変化していかなくてはいけないと考えています。私は40代で今まで行ってきた不動産事業から、再生事業の分野に新たにチャレンジしました。「失敗するかもしれない」そう思うこともありましたが、東日本大震災で被災した福島原子力発電所の光景が私を突き動かしました。

また、銀行の紹介で、イギリスにある投資会社の日本支社で社長をやっていた方に出会うことができました。ちょうどその時は、イギリスの投資会社が日本の太陽光発電への投資を撤退したタイミングだったらしく、その方は会社を辞めてご自身で会社を立ち上げられたところでした。

エネルギーについていろいろな話をしてくれましたが、特に「これからの日本では、再生可能なクリーンエネルギーの利用が、持続可能な社会を作る」というお話に、大変影響を受けたことを覚えています。

日本には、エネルギー資源がありません。一方、太陽や風は誰に対しても平等に恩恵を与えてくれます。人類が生きている間に、太陽や風がなくなることは考えられません。私はこうした自然エネルギーを活用することは、これからの時代に必須だと考えています。東日本大震災で発生した原子力発電所の事故は次の世代に禍根を残しますが、こうした再生可能なエネルギーは次世代にも継承していくことができます。

新たなビジネスを通して叶えることができた夢

現在の仕事を通じて、私は夢を叶えることができました。太陽光発電には、土地の調達が必要です。不動産ビジネスと再生可能エネルギーのビジネスは畑違いのところもありますが、土地が関係する点が共通しています。不動産事業の延長でもあるので、今までの経験や知見を活かしながら再生可能エネルギービジネスを行うことができました。

地方は人口流出で、農業の後継者も減少しています。土地を手放さざるを得ない状況も発生しています。そうした状況下、みかん農家の課題解決を行うことができました。みかんの栽培には、豊かな陽光と斜面の土地が必要です。代々大切にされてきた土地には農業を行う後継者がいませんでしたが、太陽光の発電設備を設置することで、土地の承継を行うことができました。太陽光の発電設備はある程度のメンテナンスが必要ですが、農業のように常にその土地にいる必要はありません。後継者が都会で働いても、土地を承継することができるのです。

こうした仕事を通して、日本全国を訪ねることができました。北海道から沖縄まで、佐賀県以外はすべて訪ねて、そこに住んでいる人たちと交流することができるようになりました。現地で初めて見る食べ物にもトライするなど、新しいことにチャレンジしました。

私が若いころ、58歳まで鉄鋼関係の仕事をしていた人に出会いました。その方はご自身の会社を畳んで家も処分、地方に移転し、携帯電話のはしりであった通信を販売し始めたのです。前職とは関係ない事業、さらに58歳からのチャレンジにもかかわらず、ついに名古屋の一等地に自社ビルを建てたのです。

人生に「いつ」は関係ないと思います。いろんなことにチャレンジする。行ったことのない所に行く、食べたことのないものを食べる。見たことないものを見る。どんどん自分の枠を広げることが大事ですよね。

これからの若者の皆さんに伝えていきたいこと

地球温暖化の課題は待ったなしです。これからは、化石燃料の使用を減らしていかなくてはなりません。温室効果ガスをゼロにする取り組みは、世界中で行われています。今の地球を次の世代に残していくためにも、「再生エネルギー事業は自分がやらなくてはならない」という使命感を持っています。

これからは、AIやロボットの活用が浸透する時代になるでしょう。若者の皆さんには、今まで人間が行ってきた仕事が代替されていくことに不安もあると思います。一方で、産業革命で製造業がロボットで自動化された時代も、人間は変化を乗り越えてきました。必ず何らかの新しいものと出会い、ビジネスとして世の中に貢献できることがこれからも出てくると思っています。

例えば、原子力発電所で使われるプルトニウムの半減期は2万4000年ですが、こうした物質を中和するための研究開発は人類のためになるでしょう。これからの時代は、社会課題の解決につながる画期的なものが開発されるかもしれません。目の前の人気やトレンドだけにとらわれず、長期スパンで物事を見てほしいと思っています。あわてずに長い時間軸で自分の優れた点を伸ばして、人生設計を行ってほしいですね。

若者の皆さんは、あわてずに自分の良い部分を伸ばしていけるようなライフスタイルを確立していってください。経験値を増やすことも大切だと思います。新しい体験や経験を増やしていくことは、自分の枠を広げることにもつながります。そうすることで自分を磨いていってほしいと思います。

会社概要

法人名:株式会社アゲンスト
代表者名:藤田 達也
企業ホームページ:https://www.against15.co.jp/
所在地:東京都足立区千住中居町28-3-306
事業内容:再生可能エネルギー・開発およびコンサルティング事業

For JAPANプロジェクトとは

For JAPANプロジェクトとは、10年後20年後の日本の未来の担い手である20代にむけて、日本の未来を創る”本質的な気づき”を。をテーマに様々なコンテンツを通し情報発信を行っています。 参画された【50人の社長】というレンズを通して、経験に基づく本質的な考え方や情報を学び、動き出すきっかけを与え”日本の未来を創るプロジェクト”全国放送『For JAPAN ‐日本の未来がココに‐』(BS11)や、YouTubeチャンネル『For JAPAN ‐日本の未来がココに‐』など様々なコンテンツで社長たちが徹底討論。

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