For JAPAN

【第2弾】株式会社シー・ビー・ティ・ソリューションズの代表取締役 野口 功司が伝えたい考え「日本の未来の為にカッコいい経営者を育てていきたい」

Interview

“日本の未来を創る本質的な気づきを”をテーマに発信しているFor JAPANプロジェクト。
代表インタビューを通して、テレビやYouTubeでは紹介し切れないお話を深掘りしていきます。
今回は、株式会社シー・ビー・ティ・ソリューションズの野口 功司代表取締役にインタビューしました。

「日本の未来の為にカッコいい経営者を育てていきたい」

薩摩隼人の地で育つ

九州の宮崎県都城市で生まれ育ちました。都城は、島津氏の出身地であり、かつて薩摩藩の一部でした。西郷隆盛の故郷でもある薩摩には質実剛健、無言実行といった美学が息づいています。男はベラベラと話すものではないといった考えがあり、僕も決して話すことは得意ではありませんでした。数学好きの理系人間だったので、なおさら口数は少なかったですね。それで苦労もしましたが、薩摩隼人の「質実剛健。弱きを守る逃げないカッコいい男」というマインドが今でも自分の軸になっています。

小学3年生が寝ずに考えた答えは「生きる価値はない」

人生の転機は10歳の時でした。道徳の授業がきっかけで「人間が生きる価値は何だろう」と真剣に考えました。3日間も部屋にこもり寝ずに考えた結論が「生きる価値はない」というもの。

優れている人間が歴史に名を残すのではない。何かを成し遂げた人が歴史に残る。つまり評価されるのは結果。人間の価値は結果が出ていない時期には何もないけれど、結果によってその人の価値が生まれる。自分の価値を作ることができると考えたんです。

人生の主人公は自分自身。自分のストーリーを輝かせることができるのも駄目にするのも、自分次第。行動や言葉で他人に影響を与え、社会に影響を与えることで人を幸せにできる。周囲の人たちが幸せになることで、人間が生きている価値が生まれる。そうした考え方に至ったんです。ならば、自分は世の中の人や社会に影響を与えられる人間になろうと考え、経営者になろうと決めました。

プログラミングに熱中していたら、店員さんがお茶を出してくれた

事業内容は、これからのビジネスはITだと子供ながらに考え、IT会社の社長になろうと決めていました。そこでプログラミングを勉強したかったのですが、親にパソコンなんか買ってもらえません。そこで夏休みの40日間、近所のダイエーのパソコン売り場のパソコンで開店から閉店までずっとプログラミングをしていました。お店側からしたら相当迷惑だと思いますが、当時の周囲の大人たちは、ずっと見守ってくれましたね。女性の店員さんが「頑張ってるね」とお茶を出してくれた事も。九州の温かい文化もあったのかもしれませんが、今では考えられませんよね。ハングリーな環境でも必死に頑張って乗り切った経験があるから、その後の難しい局面でもアイデアを出して乗り切る事が出来たのだと思います。

無口な薩摩隼人は島田紳助さんに学んで営業となった

最初に就職したのは富士ソフトという会社で、プログラマーとしてでした。プログラミングは得意だったので楽に仕事はこなせましたが、プログラマーにはコミュニケーション能力はあまり必要ありませんでした。

けれども、自分が目指す経営者はコミュニケーション能力や言葉での表現力が必要です。理系数学人間でプログラムだけをしていたら、こうした能力は身につかないと、営業に転職しました。営業はめちゃくちゃ話さなくてはいけません。頭はついてくるけれど、言葉が下手で台詞が何も出てこない。売上は超低空飛行でした。

なんとかしようと、営業の本を読みまくりました。100冊以上読みましたが、それでも話せるようになりません。知識と言語力が一体化していなかったんです。話すことは経験値なんですね。作戦を変更して、徹底してお笑い芸人の島田紳助さんの真似をしまくりました。その結果、話せるようになって注文をガンガン取れました。結局、営業1年目にMVPを取りました。 紳助さんを真似たのには、理由があります。社長に必要な能力は、喜怒哀楽を表現すること。怒る時は怖くないといけない。でも、怒ってばかりだと人が寄り付かない。いつも楽しい雰囲気を出して、人が話しかけやすいようにすることも大切です。悲しむ時は一緒に悲しみ、時には心に染みる言葉、感動できる言葉を言わなければならない。それが社長の仕事だと思うんです。紳助さんには、社長のキャラクター作りのロールモデルのすべてが備わっていました。

7回もの転職を重ね、35歳で満を持して独立起業

経営者には、さまざまな才覚や知識が必要です。僕は絶対に勝てるビジネスモデルを作ってからでないと、独立する気にはなれませんでした。マーケティングや人事の経験や飲食店や不動産関係など7回転職して得た経験は、経営者になるために意味がありました。

ただ、勢いに乗って社長になっても、失敗して倒産して、結局社会に迷惑をかけることになりかねません。倒産すれば社員も仕事も失うし、社員の家族や信頼してお金を預けてくれたお客さんも不幸にしてしまいます。

経営者になるために必要な知識を学び、必要な人脈を作り、起業するビジネスモデルをずっと考えていました。転職を繰り返す中で勝てるビジネスモデルを見つけ、35歳で独立しました。

CBTは社会課題を解決する三方良しのビジネスモデル

僕が代表を勤めているCBTソリューションズでは、試験運営総合委託サービスを提供しています。試験運営の上流から下流までをデジタルで一括して行うことで、紙ベースだった試験をコンピューターで受験することができます。

日本が豊かであり続けるためには、「教育」が最重要です。これまでは資格試験を受けようにも、地域格差や時間格差がありました。試験の開催地は、都市に集中しているからです。例えば、離島に住む人は試験のために移動が必要です。台風の時は飛行機や船が欠航し、受験できないかもしれません。こうした格差を解決し、誰でもどこでもいつでも試験が受けられるプラットフォームを提供しています。地方に住む人が資格試験に合格し、仕事につながることは地方への貢献になります。

一方、試験の主催者もデジタル化によって大幅な試験の運営コストや負荷を軽減できます。会場や試験監督などの人の手配、試験問題の印刷や発送などのアナログ作業をデジタル化することで、大幅に負荷を下げることができます。人手不足の課題を解決し、持続的な運営を実現できます。正に受験者、主催者、そして当社と三方良しのビジネスと言えます。

日本の未来を変えていきたい

僕は常にカッコいい経営者でありたいと思っています。悩む時も選択する時も、後々の自分から見た時にカッコいいと思えるほうを選択したかどうか。そしてその生き方が他人から見てもカッコいいか?などです。日本は今、さまざまな課題に直面しています。僕の生き方を見て、自分もカッコいい経営者になりたいと思ってくれる若者や、実は同じ様な志を持って頑張っている経営者たちが集まって仲間になって、全員で日本の未来のために経済を発展させる力や原動力になれればと思っています。みんなもカッコいい生き方していこう!

会社概要

法人名:株式会社シー・ビー・ティ・ソリューションズ
代表者名:野口 功司
企業ホームページ:https://cbt-s.com/
所在地:東京都千代田区神田練塀町3 AKSビル6階
事業内容:試験業界向けCBT全国会場運営委託サービス、リモート型試験サービス(AI)、試験分析・コンサルティング、Webメディア「日本の資格・検定」、就職マッチング「資格de就職」

For JAPANプロジェクトとは

For JAPANプロジェクトとは、10年後20年後の日本の未来の担い手である20代にむけて、日本の未来を創る”本質的な気づき”を。をテーマに様々なコンテンツを通し情報発信を行っています。 参画された【50人の社長】というレンズを通して、経験に基づく本質的な考え方や情報を学び、動き出すきっかけを与え”日本の未来を創るプロジェクト”全国放送『For JAPAN ‐日本の未来がココに‐』(BS11)や、YouTubeチャンネル『For JAPAN ‐日本の未来がココに‐』など様々なコンテンツで社長たちが徹底討論。

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