For JAPAN

株式会社リード・イノベーションの代表取締役 礒谷 幸始が伝えたい思い「無意識のさぼりと思考の障害が可能性の芽を潰す」

Interview

“日本の未来を創る本質的な気づきを”をテーマに発信しているFor JAPANプロジェクト。
代表インタビューを通して、テレビやYouTubeでは紹介し切れないお話を深掘りしていきます。
今回は、株式会社リード・イノベーションの礒谷 幸始代表取締役にインタビューしました。

「無意識のさぼりと思考の障害が可能性の芽を潰す」

成功したければ“さぼるな”

僕が成功したい人にまず言いたいのは、「さぼるな」ということです。さぼると言っても、仕事をしなかったり、手を抜いたりするような露骨なさぼりだけではありません。

プロのスポーツ選手やアスリートは、お金と時間を使ってコーチをつけてトレーニングをしますよね。毎日鍛錬して、その結果よい成績を残して認められ、ステータスを得ます。しかし、ビジネスの世界ではそういう努力をしない人が多いんです。それは日本には固定給が多くて、最低限の仕事さえしていれば、さぼっていてもお金をもらえるからだと僕は思います。自分で選んだ職業なのだから、もっと努力をすればいいのに。

よく「週末はキャンプで現実逃避をする」という人がいますよね。あの表現も「逃避」という言葉を使っている以上、何かから逃げているという意味です。

ビジネスの世界でさぼる人が多い理由は、日本の教育制度の影響もあると考えています。義務教育は素晴らしい制度ですが、子どもに勉強を押し付けている状態にもなっています。やりたくない勉強を何年も押し付けられるから、勉強そのものが嫌いになって、大人になっても自由な時間に自ら学ぼうとしなくなるんです。

学ぶことの大切さと有難さを知り、夢を持てば、ほとんどの人はもっと上を目指したいと思って努力するようになるでしょう。それがなかなかできないのは、大人になると明確な夢や目標がなくなってしまう人が多くなるからだと思います。

「夢は?」なぜ大人は答えられなくなるのか

子どもに「将来は何になりたい?」と聞くと、スポーツ選手やエンジニアといった色々な夢がストレートに出てきます。だからその夢に向かって頑張ることもできます。

大人に同じ質問をすると、ほとんどの人が口ごもってしまうんです。これは世間の厳しさや挫折を知ったことと、恥ずかしいという気持ちの影響だと思います。子どもにはまだそういう経験や思考がないから、素直になりたい自分を表現して行動に移せるんです。

でも、実は大人にもちゃんと夢はあるんですよね。例えば、どんな自己表現をしたいのか?どんな人を幸せにしたのか?などの目標があるはずです。今就いている仕事における夢や目標を持っているけど、それを言語化できていないケースが多いです。

この言語化できていない夢を明確な目標にすれば、人は走り始められます。

余計な思考は足を止めさせる障害になる

夢がぼんやりと見えていても、それに向かって大人が努力をできない理由は、思考にあります。また夢を語る恥ずかしさだけでなく、「コロナがあったから」や「時間がないから」のような言い訳みたいな考え方も障害になってしまいます。

そのような思考から、動けるはずのときにも動けないんです。「今やっても無駄だろう」「時間がないから続かないだろう」と考えてしまい、目の前にチャンスが転がっていても見過ごしてしまうのです。

好き嫌いや興味の有無に左右されるケースも多いです。メディアのネガティブな表現に影響されることもあります。でも、例えば大谷翔平が苦手な球やバッターを避けていたり、二刀流は無謀すぎると言われてそこで諦めていたりしたら、今のように成功はしていないでしょう。嫌いなことや面倒なことも続けて、夢に向かってひたむきに努力し続けたから結果が出たんです。

感情や思考、他人の意見で行動を決める癖がついていると、いつまでたっても夢には近づけません。目標に向かって、思考を捨ててすべきことを淡々と実行することが鍵なんです。

他にも「何をすればいいのか」や「本当にやっていいのか」と迷う思考も障害になります。なぜなら、迷った結果動かないことを選ぶ人が多いからです。

でも、何かアクションをしたら、そこから思いがけないかたちで夢に近づけるかもしれません。

駆け出しの記者が偶然見かけた有名人に思い切って声を掛けたら、思わぬ話が聞けてその記事がきっかけで出世できた、なんてことも絶対にないとは言い切れないですよね。 無駄かもしれない、駄目かもしれないという思考で動かないことも、僕はさぼりだと思っています。だから僕は成功したい人に“さぼるな”と言うんです。

人生は短い 全力を出さずに終わっていいのか

人生はたった100年もない短いものです。突然自分や家族が病気になって、金銭や肉体の余裕が本当に無くなり、自由に動ける時間が作れなくなる可能性もあります。努力して自分を磨ける時間は本当に限られたものなんです。だから、そのわずかな時間をさぼって過ごしてしまうのは、とてももったいないと僕は思います。

始めるきっかけは何でもいいんです。子どもが漫画やテレビの影響で医者や女優になりたいと思うように、些細なことからでも本当の夢を見つけることが大事です。そしてその夢に向かって、「恥ずかしい」「無駄かもしれない」といった余計な思考を捨てて、がむしゃらに努力することはとてもかっこいいと思います。

かっこよく生きてやり切って死んでいく。

そんな充実した人生を送るためには、思考の癖を見つけて悪いところを直す必要があります。僕たちが行っているコーチングでは、それができます。

これまでの経験や知識を活かして、未来を担う若者たちに貢献できればと思っています。

会社概要

法人名:株式会社リード・イノベーション
代表者名:礒谷 幸始
企業ホームページ:https://lead-innovation.co.jp/
所在地:東京都港区高輪2丁目15−31 高輪グランドパームス1104
事業内容:人材・組織開発事業、経営コンサルティング・ビジネスコーチング事業、エグゼクティブサーチ・人材紹介事業、BtoC向けキャリアコーチング事業、ビジネススクール事業

For JAPANプロジェクトとは

For JAPANプロジェクトとは、10年後20年後の日本の未来の担い手である20代にむけて、日本の未来を創る”本質的な気づき”を。をテーマに様々なコンテンツを通し情報発信を行っています。 参画された【50人の社長】というレンズを通して、経験に基づく本質的な考え方や情報を学び、動き出すきっかけを与え”日本の未来を創るプロジェクト”全国放送『For JAPAN ‐日本の未来がココに‐』(BS11)や、YouTubeチャンネル『For JAPAN ‐日本の未来がココに‐』など様々なコンテンツで社長たちが徹底討論。

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